第77回岩手芸術祭 感謝状受賞

第77回岩手芸術祭の総合フェスティバルで、岩手県芸術文化協会より当会会長の菊池昭子に感謝状が贈られました!

長年にわたり、岩手県の弦楽文化の発展に寄与してきたことが認められました。

今年の岩手県芸術祭では、弦楽部門「ソロと室内楽の調べ」の開催だけでなく、「岩手芸術祭総合フェスティバル」のコラボステージ(詩、弦楽、ダンス、美術)への出演、「楽しいステージフェスティバル」の子ども芸術発表会への出演など、運営や指導、自身の演奏まで大活躍でした。本当にお疲れ様です!

今後も、岩手県芸術文化協会、岩手県文化振興事業団と共に岩手の弦楽を盛り上げるために尽力していきます。

2024年10月6日 岩手県芸術祭 子ども芸術発表会

今年も岩手県芸術祭の子ども芸術発表会に、スプリングハーモニージュニアオーケストラの有志9名が参加してきました。今年はバイオリンのみの重奏で、「きらきら星変奏曲」「メヌエットト長調」「バルトークの44のデュオ(抜粋)」を披露しました。1st、2ndヴァイオリン各パートのトップは、常設スプリング団員の2人が努めました。日頃の個人レッスンやアンサンブル練習の成果を発揮し、曲の入りやポイントで合図を出したり、パートの呼吸を合わせたりして、みんなを引っ張ってくれました。おかげで、本番は息の合ったまとまりのある良い演奏になりました。お見事です!

  

2024年7月11日 北上市立和賀東小学校 芸術鑑賞教室【いわて芸術家派遣事業】

岩手県芸術文化協会の「いわて芸術家派遣事業」として、北上市の小学校に弦楽合奏を届けてきました。初夏の日差しの中、時折吹く涼しい風と周囲の田園風景が相まって、とてもさわやかな暑さでした。

この日は1年生から6年生と先生たちを合わせて300名ほどが、会場となる体育館に集い、私たちの演奏やトークに耳を傾けてくれました。プログラムは毎年恒例の、有名なクラシック、唱歌や合唱曲を織り交ぜたものとなっており、いろいろな時代・国の音楽に触れていただけたと思います。昨年度の岩手県芸術祭で演奏した「ムーアサイド組曲」からもマーチを披露し、かっこいいリズムと柔らかいメロディーに子どもたちもノリノリでした。

楽器紹介では、弦楽器の発音の仕方や、楽器についてのちょっとしたクイズも交えて解説をしました。その後に後半のプログラムを演奏し、最後私たちの伴奏に合わせて校歌を全校児童が歌ってくれました。300人の歌声はかなり迫力がありました。素敵な歌声を浴びて私達も感動でした。演奏終了後には代表の児童から立派な御礼の言葉と花束をいただきました。ありがとうございました!

 

 

2024年3月31日 スプリングハーモニー管分奏

この日は管楽器のみが集まり、分奏練習を行いました。トレーナーには宮城教育大学の日比野裕幸先生(クラリネット)をお呼びし、じっくり時間をかけてご指導いただきました。

最初は緊張していた管楽器メンバーでしたが、日比野先生のユーモアと情熱が溢れるレッスンに応えて、目に見えてどんどん音が変わっていきました。ブレスやタンギングなどの管楽器特有の技術から、曲の方向性、弦楽器を念頭に置いたアンサンブルのコツなど、本当に様々なことを教えていただきました。参加したメンバーにとっては、とても充実した時間になったことと思います。この調子で本番に向けて頑張っていきましょう!

2024年3月20日 スプリングハーモニー指揮者練習

今年もスプリングハーモニーに向けての指揮者練習が始まりました。昨年に引き続き、国内外でご活躍の指揮者である新田ユリ先生に今年もご指導いただきます。

午前中のAグループ合奏では、テンポの確認など基礎的なことから、曲のイメージを膨らませることといった応用編、そして合奏ならではの心構えまで、短い時間の中でも本当に重要なことをたくさん教えていただきました。スプリングハーモニーは毎年新しいメンバーが加わりますが、新田先生の棒の動きやお話にみんな集中していて、とても良い雰囲気で練習できたと思います。

午後のBCグループ合奏は、曲の構造や展開、他のパートとの絡み合いなどを中心に教えていただきました。学生時代はヴァイオリンをやっていたという新田先生は、弓の使い方やボウイングに関しても丁寧に分かりやすくご指導くださいました。

コロナ禍を明けて、今年から管弦楽曲が復活します。モーツァルトの有名なオペラ「フィガロの結婚」より序曲、ベートーヴェンの交響曲第2番より1楽章という古典に挑戦しています。特に管楽器は、大勢でパートを作る吹奏楽と違って、オーケストラではソロ楽器として大活躍します。それなりの責任やプレッシャーもありますが、練習を積み重ねて本番を成功させた時の喜びは人一倍でしょう。県内から公募で集まってくれた、中学生、高校生、大学生の皆さんの頑張りに期待しています!

2023年10月8日 岩手芸術祭 子ども芸術発表会

「芸術体験フェスタ!子ども芸術発表会」にスプリングハーモニージュニアオーケストラが参加し、アンダーソン作曲の「ホースアンドバギー」とビバルディ作曲の「合奏協奏曲 RV115」の2曲を、トーサイクラシックホール岩手の大ホールで演奏してきました。

この子ども芸術発表会には、一昨年から毎年参加しており、今年は小学生以上のメンバーと会員合わせて15名が元気いっぱいの弦楽合奏を披露しました。リハーサルではなかなか音が客席まで届かず心配していましたが、本番では集中力がピークを迎えて弾き始めのタイミングもバッチリ!一人一人の音が合わさって、しっかりと実のある音が客席に届いたようです。

演奏直後、客席から「いいね!」という幼い子どもの独り言が聞こえてきたり、元気いっぱいに手を振ってくれるお客さんがいたりと、どても好評だったようです。インタビューにしっかりと受け答えしてくれた2人も立派でした。 (写真はリハーサル室での練習風景です)

2023年10月7日 芸術祭練習

10月15日(日)に行われる第76回岩手芸術祭の練習が行われました。本番一週間前となり、出演者の緊張感も感じられるようになってきました。この日は、宮城教育大学の日比野裕幸先生をお呼びして、合奏指導を受けることができました。曲のテンポ感や調性の具体的なイメージなど、難しい部分は指揮も振りながら教えていただき、大変勉強になりました。いよいよ来週、本番です。演奏会の情報はこちらから→演奏会のお知らせ

2023年10月3日 八重畑小学校芸術鑑賞教室

この日は「いわて芸術家派遣事業」による、花巻市立八重畑小学校への芸術鑑賞教室に行ってまいりました。八重畑小学校は今年で創立150周年ということで、今回の芸術鑑賞教室も周年記念事業の一環として開催されました。とても歴史ある小学校ですね。

今回の鑑賞教室は学校からの要望でクラシック曲を中心に演奏しました。ビバルディ、メンデルスゾーン、モーツァルト、エルガーなど・・・解説も加えながら有名な曲を披露しました。後半は、恒例の楽器紹介でしたが、やっぱり一番人気はコントラバスでした(笑)それぞれの楽器の音色を感じていただけたでしょうか?最後は、校歌を子どもたちの合唱と一緒に演奏することができました。

初めて生の弦楽器の音を聞いたという子どもたちもいたようで、「生の弦楽器の演奏を聞く、貴重な経験になりました。」「曲の解説や背景も教えてくれて、なるほどと思いました。」など、素敵な感想をいただきました。子どもたちの聞く姿勢がとても立派で、私達も楽しく演奏することができました!

2023年3月21日 スプリングハーモニー指揮者練習

スプリングハーモニー2023に向けての練習風景をご紹介します。この日は、今年度初めての指揮者新田ユリ先生によるレッスンでした。新田ユリ先生には16年目のお付き合いとなります。今年から参加する子どもたちは、本物の指揮者の先生を前に少し緊張した表情も見せていましたが、新田先生の暖かい雰囲気を感じて徐々に慣れてきたようです。

午前のAグループ(幼稚園~小学生)の練習では重奏の基礎や曲の流れを指導していただきました。「p(ピアノ)のところはどんな風に弾いたらいいかな?」「この曲は何拍子か分かる人?」など、新田先生の問いかけに元気よく手を挙げて発言していました!

午後のB・Cグループ(小学生~大学生)では、テンポ感や合奏の基本、それぞれの曲の解釈やイメージを教えていただきました。特にペリマンニは北欧の民族音楽であるため、フィンランドを拠点とする新田先生のイメージを共有していただくことが非常にためになりました。子どもたちも一生懸命指揮者の話す指示や言葉を自分の楽譜に書き込みます!チャイコフスキーの弦楽セレナードは難曲ゆえに、フレーズの取り方、拍感、テンポ感、アーティキュレーションなど、様々なアドバイスとたくさんの宿題をもらっていました(笑)また、次回のレッスンに向けて個人練習・合奏練習を頑張りましょう(^^♪