今年もスプリングハーモニーに向けての指揮者練習が始まりました。昨年に引き続き、国内外でご活躍の指揮者である新田ユリ先生に今年もご指導いただきます。
午前中のAグループ合奏では、テンポの確認など基礎的なことから、曲のイメージを膨らませることといった応用編、そして合奏ならではの心構えまで、短い時間の中でも本当に重要なことをたくさん教えていただきました。スプリングハーモニーは毎年新しいメンバーが加わりますが、新田先生の棒の動きやお話にみんな集中していて、とても良い雰囲気で練習できたと思います。
午後のBCグループ合奏は、曲の構造や展開、他のパートとの絡み合いなどを中心に教えていただきました。学生時代はヴァイオリンをやっていたという新田先生は、弓の使い方やボウイングに関しても丁寧に分かりやすくご指導くださいました。
コロナ禍を明けて、今年から管弦楽曲が復活します。モーツァルトの有名なオペラ「フィガロの結婚」より序曲、ベートーヴェンの交響曲第2番より1楽章という古典に挑戦しています。特に管楽器は、大勢でパートを作る吹奏楽と違って、オーケストラではソロ楽器として大活躍します。それなりの責任やプレッシャーもありますが、練習を積み重ねて本番を成功させた時の喜びは人一倍でしょう。県内から公募で集まってくれた、中学生、高校生、大学生の皆さんの頑張りに期待しています!